今月16日に、東京南青山のボディ&ソウルで、片倉真由子トリオと一緒に演奏します。ホットなライヴになるよ。皆さん聴きに来れるといいね!
皆様へ:当時南青山にあったボディ&ソウルでのライヴのレポート[クラブによるテキストおよび写真]は、本サイトScrap BookのJapanのページの右上にあるLive in Tokyo のリンクから御覧いただけます
今月16日に、東京南青山のボディ&ソウルで、片倉真由子トリオと一緒に演奏します。ホットなライヴになるよ。皆さん聴きに来れるといいね!
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10月に西伊豆へ行き、素晴らしい景色を堪能しました。新しい「日本ジャズ旅」のビデオを作りましたので、どうぞご覧ください。
皆様へ:ジャズ旅のビデオは、2024年リニューアル時点で終了しました。今後ご覧いただく機会がありましたら本サイトでお知らせします
今月は、最近のドローイングをアップしました。どうぞご覧ください。
皆様へ:ジェレミー・スタイグの絵画作品は、本サイトのバナーやサムネイル等でお楽しみいただいておりますが、回顧録Get Me out of Here の中にも絵画を集めたページがございます。詳しくは、本サイトのMemoirのページをご覧ください
また、9月がやってきた。私はもうすぐ72歳。コルトレーンが生きていたら88歳になる。ふたりの誕生日(23日)を前に「誕生日の絵」ビデオをどうぞ。
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下の写真は、8月6日、東京のボディ&ソウルで撮影。
日本でギグへ出かける時は、電車で立って行く。でも、アメリカから日本へ仕事で来たときのように時差ぼけしなくて済む。
今年40周年を迎えたボディ&ソウルのライヴには日本中からお客さんが来て、沖縄からわざわざ来てくれた人もいた。とてもいい経験をさせてもらった。
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来月8月6日(広島の原爆記念日)、東京のクラブ、ボディ&ソウルでライヴをやる。その週は、同クラブの40周年記念のお祝いだ。「40年」と口で言うのは簡単だが、ニューヨークで多数のクラブが閉店するのを見てきた私にとって、東京のお気に入りのクラブで演奏できるのは嬉しいかぎりだ。
当日は、山本剛(ピアノ)、村上寛(ドラムス)、香川裕史(ベース)のトリオとの演奏だ。皆さんにお会いできるのを楽しみにしているよ!
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日本全国、いろいろな街にお邪魔したことがあるが、ツアーだったので、ナイトクラブやコンサートホールしか知らなかった。今は住んでいるので、日本の美を体験する旅にでかける時間がある。今年は京都へ行った。はじめに人気の名所へ行ったが、観光客の人混みに飲み込まれてしまった。そのあと、静かな場所を見つけた。圧倒された。
二、三日前の晩、私は、サウンドトラックのおかげでテレビドラマも映画も台無しだと愚痴っていた。テレビで映画『ドライヴ』(ライアン・ゴスリング主演)を見た。ストーリーも良くて、テンポもちょうど良く、演技も映像もよかったのだが、唯一欠点があった。そう!サウンドトラックだ。このなかなか良い映画に平行して、信じられないほど低級なサントラが流れていた。私はストーリーを楽しむためにそのサントラを聞かないよう努力しなければならなかった。
映画の終盤、主役の男が非常に英雄っぽい行動に出る。そのとき、「彼はヒーローである」という歌が大音量で流れた。彼と彼のガールフレンド以外の出演者は悪役が5人ほどの映画なのだが、本当に「彼がヒーローである」と、あの音痴なひどい歌で念を押さなきゃならない?
このサントラは、最近のわけのわからないサントラのあらゆる要素を持ち合わせていた。ドラムマシン、下手な歌、オリジナリティのないメロディ、退屈なハーモニー、安っぽい効果音。最近の映画はこれが普通だね。
ドリームワークスの『シュレック』の製作スタッフに会ったとき、映画で流れる歌を選ぶ方法を一つ教えてもらった。その方法を「ニードル・ドロップ」と呼ぶのだそうだ。どうやるのか、というと当にその呼び名の通り、レコードに針を落とし、かかった曲が彼らの気に入れば、それを映画に使うのだそうだ。
ラップは、『ドライヴ』の「ヒーロー」の部分のように、言葉で映画の伝えたいことを補強できるので、映画には便利な道具だ。見ている人がどのように感じたいかは尊重されない。昔の映画のサントラでは音楽がさまざまな感情を喚起したものだが、今は、効果音が取って代わってしまった。観客を緊張させたいときは、ジェット機の騒音など効果音を使う。
映画にテーマソングがある場合、曲はそれだけ。ひとつの映画で2曲の美しいメロディが聞けることはまず無い。1曲以上楽しもうとすると、フレッド・アステアが出ている古い映画まで遡らなければならないだろう。
日本語を勉強しているが、そりゃあ油断のならない作業だ。でも、私がひとつ出来ることは、箸を使うことだ。テレビでは、英語で放映しているものがあれば何でも見る。西洋人の俳優たちが箸を使っているシーンが頻繁に出てくるが、ほとんど全員が「使うふり」をしている。私が子供の頃の俳優たちは、歌、タップダンス、乗馬、フェンシングもできなければならなかった。今じゃ、彼らは2本の木の棒も操れない!
日本に住むアメリカ人の多くが、日本人に「箸の使い方が上手だ」と褒められると怒る。本当のところ「あなたは日本語が話せません」と言われていると思うからだ。しかし、それは間違い。日本人は、「あなたは箸の正しい使い方を知っている希少なアメリカ人ですね!」と言っているのだ。
日本人は、英語の学習に四苦八苦する。しかし、アメリカ人は日本語を学ぼうとさえ思わない。妻が3年かかってやっと勉強を始めさせた私にはわかる。
私の演奏を生で聴きたい方は、今がチャンス!4月5日、東京のボディ&ソウルで、山本剛トリオと演奏する予定だ。山本氏と私は、1986年に初めてボディ&ソウルで共演した。私が初めて日本へ行ったときのことだ。彼とまた一緒に演奏するのがとても楽しみだ。
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私はプッシー・ライオットのファンになった。最近、彼女たちについてのTVドキュメンタリーを見て、彼女たちの実直さに感激した。彼女たちの歌詞の使い方は、米国の有名な活動家兼歌手たちよりずっとダイレクトだ。残念ながら、彼女たちはミュージシャンではない。とはいえ、今日の音楽のほとんどはミュージシャンではない人たちによって奏でられている。
この1ヶ月、テレビでウィンタースポーツの競技会を観ている。ほとんどがアイススケートかスキージャンプだ。毎日少なくとも3時間スキージャンプが放映される。今度は「ロシアで行われる冬季オリンピックが楽しみ」なはずなのだが、出場するのはこの1ヶ月見てきた同じ選手たちだ。
オリンピックを開催すると国がめちゃめちゃになる。2週間だけ役に立つスタジアムを建設するために、人々は住居を立ち退かされる。オリンピックのためにつり上げられた物価は、オリンピックが終わっても高いまま。ギリシャに何が起こったかを参考にすれば、オリンピック「ゲーム」の愚かさがわかる。
今度は日本が同じあやまちを犯しつつある。スタジアムが満席のとき地震が起こらないといいが。
素晴らしいニュースだ!ジャズ・スクールはもはや必要ない。楽器を持ってコロラドへ引っ越すだけでOK。昔のジャズの巨匠たちと同じやり方で学べる!そしてそれが合法的に出来るのだ。ハッピー・ニュー・イヤー、アメリカ!
さて、16年前、日本ツアーの途中、ふらりと立ち寄ったデパートで万年筆を買った時のこと。店の人が通訳を呼んできて、私はアサコと出会った。
妻のアサコは本物のジャズ・ミュージシャンみたいに英語を学んだ。学校だけでは不十分とわかっていたので、自分なりの方法を考えたのだ。映画ファンの彼女は、中学時代、映画館で同じ映画を3回鑑賞し、英語の音に耳をじっと傾けた。「耳に神経を集中させて聴く」。これこそジャズを演奏するために必要なこと。すべては耳の訓練なのだ。
日本政府は、7年後の東京オリンピックを理由に英語学習を押し進めている。
『ジャパン・タイムズ』紙には、そのことについてほとんど毎日のように記事が出ている。アサコは、日本の英語教育について意見を出しているのは教師や専門家ばかりなので、彼女の考えを書くことにした。
というわけで、今月から私のウェブサイトに、日本の英語教育をテーマにしたアサコのブログ(バックシート・ドライバー)が登場する。
私は、毎朝彼女と日本語を学んでいる。私も外国語学習者の仲間なのだ。
このウェブサイトを訪問してくださる方の多くが日本人だ。日本のジャズファンの皆さんにも面白いブログになるだろう。
彼女の英語は、いろいろな点で私の英語よりベターだ。私のスペルミスも直してくれる。では、楽しんで!
皆様へ:アサコの「バックシート・ドライバー」は2024年リニューアル時点で終了しました。掲載中、いろいろな方からご感想のメールをいただきました。ご愛読、本当にありがとうございました